2015年03月02日

メモリーA 〜 賢さの裏側


          病院

ちびの番が来た。

お腹の調子を診てもらうために持参した
ちび を検査してもらい
ついでに
お腹の写真を撮ってもらうことになったのだ。

          

「レントゲン室に入りま〜す」

看護師さんがちびを抱っこして
隣の部屋へ連れて行く。

ちゃんと言うことを聞いているのかいないのか。

奥からは
ちびを囲んだ先生や看護師さんたちの
笑い声が聞こえて来ていた。

「終わりましたよ〜」

ひと通りの診察が終わり
看護師さんが私のもとへちびを連れてきた。

          

いまだ落ち着きのないちびを見ながら
先生がひとこと。

「ストレスじゃないでしょうかね」


           

「はぁ〜〜〜???」


           

「最近、何か変わったことはありませんでしたか?」

「ないです。」

「飼い主さんが病気をしたとか、環境が変わったとか」

「ないです。」

「もう一匹の犬とは仲がイイですか?」

「とっても仲がイイです。」


P1170667.JPG

先生の矢つぎばやの質問に
正直に答えたつもりだったのだが

「だとしたら飼い主さん側の問題かもしれませんよ。
 普段から可愛がり過ぎだったり、かまい過ぎだったり。
 実はそういったケース、結構多いんです」
とのこと。

            

「この犬、頭が良いですよね」

「はい。ものすごく賢いです」

「利口な犬ほどストレスを受けやすいですから
 大好きな飼い主さんの気を引こうとして
 わざと食べなくなったりすることもあるんです。

 それが消化不良につがなって下痢になるというのは
 犬にはよくある話なんですよね。

 さっきもレントゲン室で少し暴れていたので
 一度ビシッと叱ったら、ピタッと静かになりましたよ。」

そばにいた看護師さんも一緒に笑っていた。

「すぐに状況を飲み込むことが出来るんだと思います。
 ホラ、
 今はもう僕と目を合わせないようにしているでしょ。
 叱られたということを覚えているからなんです。」


P1170733.JPG

そうなんだ。

以前からブログに書き残したかったんだ。

「見た目は子犬、頭脳は大人」


名探偵コナンのように
頭脳明晰なちびのことを。


                 〜 つづく 〜






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posted by きゅう at 00:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする