2015年01月23日

見てよ



「なんだか元気がないんです。
よびかけても目を向けるだけで」


近所のペットショップでの店員さんたちの会話。

そばには
「黒いコッカスパニエル系のミックス犬」が
ガラスケースの中でじっと伏せをしている。

仕事の引継ぎなのか
事務的なその会話をサッサと終わらせると
店員はその場を立ち去って行った。

「どうしたんだべか」

気になったので
ワンコのそばに寄って話しかけてみた。

「なしたのさ〜、どっか痛いのか〜い」

そんなオバサンの声が聞こえたのか
ワンコは立ち上がろうとし出したのだ。

P1170588.JPG

でもその姿は子犬の姿ではなく
まるで老犬のように「ゆっくり・やっと」
という言葉がピッタリなものだった。

そのうち
首から上を前後に揺らし出す。

「あ、吐きそうだな」

そう思った瞬間に

茶色いドッグフードが解けたようなものを吐き出した。

そして
吐き出したものを、また食べようとしている。

本当はお腹が空いているけど
調子が悪くて食べられないものなのか。

犬種のせいなのか、
後ろ足の筋肉が落ちて
やせ細ってるようにも見えた。

しばらくするとまた静かにしゃがんで
オシッコシートの上に横たわったのだ。

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ワンコの目には涙がたまっていた。

決して人間が想像するような
悲しみや辛さのせいではないだろうけど。

真っ黒な毛並みの中で
同じように真っ黒にうるんだ瞳を見ていたら

「連れて帰りたいな」

そう思った。

このケースから出して、
自由に歩き回らせて、好きな場所に寝かせてあげて。

その後は・・・・そうだなぁ・・・

ゆるめの「おかゆ」から食べさせてみようか。

値段ばっかり高くて
実際は何が原料なんだかよくわかんない
パッケージばっかりハデなドッグフードより
よっぽど安全だろ。

でも無理だよなぁ・・・

2匹の散歩でさえ大変だって言ってるのに
もう1匹飼ってしまったら共倒れだよなぁ・・


そんなことを一人考えながら
しばらくワンコのそばを離れることができなかった。

P1170633.JPG

帰りがけにレジにいた店員さんに
「あのワンコ、吐いてますよ」
とだけ告げてペットショップを後にした。

でも、ほんとは付け加えて言いたかったんだ。

『とにかく見てよ』

ワンコの様子
もっとしっかり見てよ。

忙しいかもしれないけど
すみずみまで見てよ。

ワクチンの日にちを気にする前に
商品としての見た目だけを気にする前に
おススメの最新のフードを与える前に

基本の「食べる・排泄する」だけでいいから

ちゃんと見てよ。

訴えかけてるような「あの目」を見てよ。


DSC00996.JPG

それに比べて
お前たちは幸せ者だなぁ。

P1170383.JPG

先日
「犬は好きだけど飼ってない」
という友達が来たので

「飼えばいいっしょ〜」とススメてみた。

散歩することで健康を、世話することでメリハリを
飼い主もたくさんのことを得られて
良い事ずくめだと思ったので。

しかし友達いわく

「死んで別れる時がイヤだから飼わない」と。

こういう気持ち、
動物好きな人なら誰しも解るさ〜

P1170485.JPG

でも
死んだら悲しいだろうけど
もし最期を看取ることができたら
「全うした」って思う。

「時間を共有できた」って思う。

だから心から「飼ってよかった」って思うし
「私の家に飼われて良かったべ〜」って思う。


P1170632.JPG

あのワンコ、大丈夫だったかな。

雪が止んだら見にいってみようかな。

元気になってればいいな。







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posted by きゅう at 13:27| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月06日

久しぶりだから長いよ


昨年末のこと。

うちの可愛い可愛いチッちゃん
何やら体調不良になりまして。バッド(下向き矢印)

P1170328.JPG

ことの始まりは「オシッコの体制」が
いつもと違うことに気づいてからで。

メス犬の場合、片足は上げずに
しゃがんで用を足すことはご存知の方も多いはず。

チッちゃんがシートのあたりをウロウロしだすのが
もよおしのサインなので

「チッちゃん、シーだよ!上手だよ〜黒ハート


と、声をかけると
シートの上にちゃんとオシッコをして

その後にご褒美のオヤツをもらって
ルンルンと戻っていくというのが日常の光景なのだが るんるん

ところが今回はチョイトばかり違っていて

シートの上に
とっくにオシッコを出し切ったはずなのに
いつまで経ってもシートの上にしゃがんでいるのだ exclamation&question

「出そうだけど出ない」


これって人間の「膀胱炎」と同じじゃないか!

草っぱらの散歩でバイキンでも入ったか?

P1170236.JPG

P1170253.JPG

P1170270.JPG

おまけにオシッコに少しが混じっている どんっ(衝撃)

大変だ!


もうすぐ正月だというのに
病院が休みに入ってからでは遅い。

何とかしなくては・・・。

しかし待てよ。

元気はイイし食欲もある 

ここはひとつ手始めに自宅治療と行きますか!

DSC00985.JPG

取り出だしたるはキューピーちゃんでおなじみの

「牛乳ベビー石鹸


まずは手のひらによ〜く泡立てて

それをオチョンチョンからオシリにかけて
うす〜く塗りながら洗っていく

すすぎは石鹸が残らないように幾度も繰り返し
あとは
タオルとドライヤーで完全に乾かして一丁あがり〜!

             わーい(嬉しい顔)

とにかくズボラでめんどくさがりのこの私が

可愛いチッちゃんのために
「清潔」を第一に考えながら念入りな洗浄を続けたのだ。

と同時に、
ゴハンにかけるスープの水分量を増やして
オシッコの回数を増やすようにもしてみたり。

その甲斐があってか・・・

治った 手(チョキ)

P1170049.JPG

だけど
もうすぐ5歳になるはち
こんなこと一度も無い。

チビよりもっと過酷な場所まで
散歩にも行ってるはずなのに。

P1170414.JPG

はて?

そこで
はちちびの何が違うか考えてみた。

ちびはオシッコした後に
私が拭いてあげるけど

はちは用を足したあと
犬らしく自分で舐めてキレイにするのだ 

もしかしたら
はちの唾液の中に悪い菌を殺す作用があって
知らずのうちに
健康な体を作り上げてるんじゃないだろうか。

そもそも生き物には
持って生まれた自然治癒する力があるはずだし。

DSC00976.JPG

今の時代
ドラックストアに行くと商品の殆どに
「除菌」という文字を見かけるけど

子供の時から菌と関わらないようにされてるから
成長途中で抵抗力も免疫力も培われない。

菌から身を守ることに重点を置きすぎた結果が
アレルギーやアトピーをも増やしてる気がするし。

私が子供の頃は
まわりにアレルギーやアトピーの友達なんて
一人もいなかったもんな。

何でもかんでも「菌」とわかれば
行き過ぎと思えるぐらい徹底的に排除するけど

すべてが悪い菌ばかりじゃないのに。

ほら、
バイキンマンだってドキンちゃん だって
イイとこあるんだからさ。(そーゆー問題か!)







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posted by きゅう at 22:35| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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